2011年9月5日月曜日

心の支えが今こそ必要

3月の震災がもたらした津波での被害、今回の台風の爪跡の被害も雨がもたらした・・・。

誰かが水の神様が怒っているのでは・・・というようなことを聞きました。


しかし、これは今までの私達の行いが、招いた事のように思うのです。

アスファルトばかりの道路だったり、沢山の木を伐採したり、手入れを怠っていたり、自然を壊す

事ばかりしてきたつけが、回って来たように思うのです。


そして、一番感じるのは、人との殺伐としたつながり、きっと神様は人との繋がりの殺伐とした

ものを一掃しようとしているのではないのでしょうか?



私も、阪神淡路大震災を経験しているのですが、あの時の恐怖は、時間が経つごとに増してくる

のです。我が家は幸い、新しいマンションだったので、建物自体の被害はすくなかったのですが、

食器棚の中の食器が割れたり、棚から物が落ちてきたり、寝ていたのですが、身体が浮く感じ。

余震が続く中、電話もかかりづらくなり、とても恐怖を感じたものでした。


それが・・・ 一週間、二週間経っても恐怖は消えることなく襲ってきたのです。



そんな経験をしたことで、今言えることは、時間が経っていても被災された方の心の中は、いつまで

もあの日と同じだと思うのです。心の不安を抱えている中、今こそ心の支えが必要なのです。



物資も、もちろん大事だと思います。しかし心の支えは人と人との対話でもたらされるもので、

今の時代、忘れかけている一番大事な事なのではないでしょうか?

天皇皇后両陛下が震災直後に被災地を訪問されているのを見て、特に美智子様は違った意味で

ご苦労されているようなので、人間ができていると感じたのは私だけではないと思います。


一番必要な人と人とが、対話で繋がり、支えあって行くことの大事さを、神様は今こそ忘れかけて

いるものを、取り戻す大事さを、今教えているのではないでしょうか?




*

0 件のコメント:

コメントを投稿