2012年3月17日土曜日

生みの苦しみ~その先の幸福感

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何かを生み出すことの苦しみは、どんな時にでも人を成長させます。

子供の出産であったり、仕事でのプレゼンやアイディアを出さなければいけない時、頭の中は

生み出すことでいっぱいです。

子供の出産は女性にしか経験できないことですが、痛みを伴いながらも、その時は必死に子供を

産むことを考えて無事に産まれてくることを祈りながらも陣痛に耐えて頑張ります。



仕事での生み出しは、プレゼンやアイディアを生み出すことにも頭を使い、未知なる可能性を広げ

新しい良いものを生み出して行こうとする能力が働きます。



そんな時人は、苦しみながらも、その時だけは「もうダメ!」できないしんどい・・・などといった感情に

襲われながらも、必死で何かを生み出そうと頑張るのです。



その頑張りが、そのあとに訪れる爽快感や達成感に結びついて行くことができるから、

人は頑張れるし、まだまだやれると思える感情が生まれてくるのでしょう。



つまずきながらも生み出そうとするその努力は、決して無駄にはならないのです。


そればかりか、苦しいからと、その場限りの安定を求めると、苦しさは味わうことはなくても、

その先の爽快感や達成感を味わうことができずに、人間としての成長も止めてしまうことにも

なるのです。



人は無意識のうちに、その先のことを察知する能力が備わっているからこそ、難しい困難なことにも

立ち向いながらも生み出そうと頑張れるのだと思うのです。



苦しまずに、生ぬるいお湯に浸かっているような生活は、人を成長させるどころか、どんどん弱体化

を招き老化をも早めてしまいます。


そうならないためにも、どんどん生み出す力と能力を駆使して頑張る姿は、きっと人を惹きつけ、

やれば出来るという自信にもつながります。



人は元々、可能性を秘めた人間なのですから、最大限にその能力を発揮する頑張りを持って

何かを生み出さなければいけない状況下なら、今、すぐに投げ出さずに頑張ってみましょう!



その先の達成感と喜びは、ひとしおならぬ爽快感と幸福感を生み出すに違いないのですから!(笑










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2012年3月11日日曜日

.    箱舟に乗せたあなたの想い~今生きるために!

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箱舟に乗って連れて行かれたあなたへ



きっとどこかの遠いところで生きていると

心の中では願わずにいられない



思い出の中の笑顔が消えた日から1年

きっとあなたは箱舟に乗って連れ去られたのだと思いたいのです。



残された命もまたつらい気持でいっぱいだけど

せめてあなたの消えた命が・・・


箱舟に乗って行ってしまったのだと思いたいのです。


 
引き潮に悲しみをのせて行ってしまったあなた・・・

無念をのせていたとしても・・・


どこかできっと心安らかに私達を見守ってくれると信じたいのです。




そんなあなたを忘れずに・・・今生きている心であなたを忘れない

消えた命の重さをかみしめて

生きる力を振り絞り

負けない自分を取り戻し

きっとこれからの訪れるであろう幸せの道をを目指して

涙は決して止まることは無いけれど

これからの命の道を

歩みを止めないで生きると誓いたい


 

箱舟に乗って行ってしまったあなただけれど

そっとどこかの遠い国で見守っていてくれるとそう信じて・・・



強くなれる自分を信じて!










.                              ~ポエム 榊 瑠璃 ~






震災から今日で1年が過ぎた今も、きっと心の傷は癒えるどころか悲しみが募る思いたと思います。

しかし被災された方々が悲しみを乗り越えて、これからの道を前を向いて生きて行かれることを

心から願い書いたポエムです。


何もできない私だけれど・・・心を支える手はいつも、どこにでもあると信じてほしいのです。








*今回は新月の月1回のポエム以外のものです。