.
ひとり一人での、悲しみを乗り終える方法はあります。
しかし、復興は、自分ひとりの手では、なかなか進まないものです。
震災から4年の今日、振り返ることで、悲しみを思い起こしますが、悲しみを乗り越えるためには
意識を切り替え、【今】に生きている自分を見つめて行くことで、悲しみを乗り越えることが出来ます
しかし、若い人とは違い、年老いた人達の、意識の復興への道のりは、年齢を考えると、とても
辛いものがあるでしょう。
やはり、心を支えてあげられるのは、人で有り、周りの協力でもあります。
そのための、心の支えに必要なものは、ほんの小さな、心くばりが大切なのです。
まずは、声を掛け合うことが大切で、少しでも希望を失うような発言は避けて、いつも、一緒に
頑張ろうと言う気持ち(意識)を持ってもらうことが大切なのです。
年とともに、動けなくなって行く身体を、自分自身で、責めることがないように、周りが配慮する事も
必要でしょう。(動けない身体は、孤独感を深めてしまうからです。)
そして、年老いた自分自身に出来ることは、動けなくても、いつも笑顔でいられる、心を持っていて
欲しいのです。(心の笑顔を忘れず、希望を捨てない意識。)
たとえ、生まれ育った土地に戻ることが出来なくても、新しい希望を持つことで、生きている意味を
探すことは出来るはずなのです。(負けない心)
そして、もう一つ…悲しくて辛い時でも、忘れずにいて欲しい事。
つらく悲しいときは、無理をせずに、泣いても構わないけれど、笑顔でいることの大切さ、小さなこと
への、ありがとうが、きっと、これからの力になっていくことでしょう。
そして、悲しみから立ち直ることで、前を向いて生きてゆく、希望となることでしょう。
震災から4年目の今日ですが、まだまだ、皆の力が必要なのです。
諦めず、少しずつ進んで行く復興への希望を願いつつ、心で応援し続けたいと思います。