2011年9月14日水曜日

父と子の歩み寄り

どこの家でも父親というものは、一緒に生活していても、なかなか子供の事が分かりづらいようで

成人してしまった子供には、特に距離ができてしまうことが多いのか、子供に対して少しぎこちなく

なってしまいがちのようです。

特に同性の息子となると、お互いに仕事を抱え、いろいろな経験をしていく上で、子供は父親を少し

ずつ理解していき、また父親は、たまに息子とじっくり話せる機会があると、とても嬉しいようです。


小さい頃の娘には、父親は可愛がり過ぎてしまう傾向があり、中学生ぐらいになると父親の方が

妙に意識しだして、こちらも何となくぎこちなくなるようです。


しかし小さい時から子育てに熱心な父親でも、子供の成長と共に一時期は必ず距離を置かれる

ようで、ここは母親との違いが出るようです。


母親はやはり、自分のお腹から生まれた絆が強く、子供との接触が多い分、新密度が父親とは

違ってくるようです。


しかしそこは親子、何か悩みがある子供は、どこかで父親に頼っていくことがあり、時間とともに

大人になっていき、父親の存在を再確認し、家の中での重要性に気づき、子供自身がまた歩み

寄って行くことがあるようです。


そのためにも父親の歩む道は、子供には大きく影響していくので、子供に対しても家の中の父親

という存在は大切でもあるので、父親の自覚もさることながら、大人としての振る舞を問われるのか

も知れません。


しかしそうは言っても、父親も人間ですから、羽目を外す姿や失態もありでしょう。

完璧な父親は、どこか人間臭さがなく、反対に子供に敬遠されてしまうかもしれません。


自然体で子供と接する事ができ、少しでも距離をちじめる事ができればそれが一番良いのでしょう


理想を掲げればきりがないけれど、そこは親子、どちらからも歩み寄れる関係であればそれが


父親にとっても子供にとっても良いことなのでしょうね。







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