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あの大きな揺れに、しばらくは、心が落ち着かず、不安な日々を過ごしてから、早 19 年。
阪神・淡路大震災を大阪で経験し、意外と知られていないのですが、大阪も結構被害が大く
恐怖を覚えたのを、昨日のように思い出します。
主人も、仕事柄、神戸の地に、震災後、5日目後位には訪れていて、その時は、あのおしゃべり
の主人でさえ、無口になって帰ってきたのを覚えています。
もちろん、歩いて行ったのでしょう。焦燥しきって帰って来たのを思い出します。
大きな天災で、一番傷つくのは、亡くなった方は、もとより、残された方のほうが、つらさをずっと
引きずって生活していかなければ、いけないのかもしれません。
しかし、辛さを強さに変えて、生活して行く姿は、きっと亡くなった方も、あの世で見ているはずです
19年の長い年月が経っても、昨日のことのように思い出されるぐらいの出来事は、忘れてはいけ
ない出来だけれど、せめて、前を向いて、精一杯、あの時の亡くなった方の分を、生きて行くことを
ふたたび誓い、生きて行く勇気を持って欲しいと願います。
今日だけは、思い出して、涙しても、明日から思い出す時は、笑顔で楽しかった時のことを
思い出してあげてください。それが亡くなった方への供養になると思います。
亡くなった方も、ずっと悲しみに暮れ、涙で思い出してもらっても、きっと喜ばないはずです。
また、いつかきっと、どこかで会えるから!
そう信じて!これからも、前を向いて生活して欲しいと思います。
そして・・・
あの震災を忘れてしまうことの無いようにしながらも・・・
どんな時も、心を強くもつ事が、今、生きている人の使命かもしれません。
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