2016年3月23日水曜日

満月の日~思い出の中の彼女

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今日は満月の日


昨夜、部屋を掃除していた時のことです。

高校時代の友達の手紙が出来て来ました。

懐かしさと、不思議なワープしたような錯覚になりました。(高校生に戻った気分です。)


その友達の手紙の内容は、恋をしていて、悩んでいる様子が、書かれていました。

初めは、普通の女性(当時は、20歳過ぎた時の手紙です。)が、友達に恋の悩みを愚痴って

いるだけの内容でしたが、最後に、彼女は、こんな事を書いていました。

月は母で、太陽は父だよね。

月は、静かで、太陽は、父親が働くようなものだよね。

私は、月の(母)のように静かでありたい、と綴っていました。


占星術でも、月は、自分や母と見る事ができ、太陽は、父親や、男性(彼氏)などと見る事が

できます。

彼女が言いたかったことは、どんなに恋愛感情で、悩んでいて、イライラしたり、悲しくなったり、

落ち込んでいても、いつも冷静でありたい、という事を言いたかったのだと思いました。

自分の感情が抑えきれず、道を歩いていても、涙が止まらない日が、幾日も続いている、そんな

悲痛な心の内を綴っていました。

その想い人には、彼女がいて、到底、自分には縁のない人だからと、諦めたい気持ちと、諦め

きれない心情が綴られていて、自分の心の気持ちのやりどころが無いと、もう死んでしまっても

良い気持ちになっている、とまで書かれていました。

しかし、綴られていた最後には、死ぬ勇気は到底ないから、でも、私は何かをやるために、

これからも生きていくのだと思う、とあり、普通の生活では、満足できない自分が、こんな恋で、

心が揺らぐのが、おかしいとまで書かれていて、きっとこの先の結婚は、お見合いでしか、結婚

できないでしょう。と書かれていたのです。


これを読んだ私は、当時どんな答えを(手紙の返事)書いたのか覚えていませんでしたが、きっと

死ぬよりも、生きる事の方が、苦しい試練なんだよね。そんな事を書いたのでは、と、思います。


それからの彼女は、宗教団体にハマリ、私とは、縁遠くなりましたが、今は、3人の母親です。

もちろん、彼女が言った通り、お見合い結婚をしました。


今思うと、当時の彼女は、自分自身をよく知っていて、自分の心の感情をコントロール出来ていた

状態のようです。恋焦がれた男性に、見向きもされない自分を悲しんではいましたが、これもまた

学なのだと、彼女は気づいていたのでしょう。


そして、最後に、こんな愚痴を聞いてくれる、友がいることに感謝しているよ。と書かれていて、

なぜか、今の幸せな彼女の姿を思い浮かべ、心が温かくなりました。


月は、静かな母とイメージした彼女ですが、私は、満月のように、時には、自分の感情を吐き

出してしまう事ができる、強い母親(女性)でありたいと思います。

そうすること(行動すること)で、願いが叶えられる自分に、なって行くのだと思うからです。


今日は、満月の日、

これからの自分の夢を叶えられるように、夜空に立ってみてはいかがでしょうか?(微笑)


彼女が叶えられなかった願いも、きっと生まれ変わった時には、叶えられるかも知れません。

(※ 生まれ変わった時とは、彼女自身の意識が変わった時のことを指します。)


                                  (満月願い事を宇宙に届ける方法へ)



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