2015年1月2日金曜日

お正月~意外と知らない神事

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Happy New year 2015


榊 瑠璃のブログ及び、ホームページをご覧頂きありがとうございます。

2015年の幕開けですね。

今年も、スピリチュアル カウンセラー 榊 瑠璃を、どうぞ、よろしくお願い致します。(微笑)


お正月、皆様は、どのようにお過ごしでしょうか?

実は、私は、喪中でして、おめでとうは、控えさせて頂いておりますが…(笑)

意外と知らない、神棚作法(神事)を、ここでお話しようと思います。


家族の者や、近い血縁者が、この世を去ると、49日までは、神様事、(初詣や、神棚を飾る事は、

ダメ。お正月以外でも)とされています。


これは、神様は、人が亡くなると、穢れたものとしての扱いをされると言われるためで、仏教とは

少し違った意味を持つためで、神様に穢れ(けがれ)(不浄が伝わらないように。)するためと

言われている事から始まったようです。


人が亡くなると、この世で49日間は、さまよい、この世との未練を、断ち切る時間とされています。

そして、49日が過ぎると、本当の意味で、あの世へと、召されて行くと言われています。

その為、49日間は、家族の近くにいるため、亡くなった人を持つ家族は、49日間だけは、神様

とのご縁を切らなければいけないのです。


初詣の参拝や、お正月以外でも、神社の参拝を避けます。もちろん、家にある、神棚も49日間は

神棚に、半紙をタレ下げ、神様とのご縁を断ち切ります。

毎朝のお供えや、榊の水替えもしないように、榊を神棚から外します。

そして、一切の神棚への、祈りもしないようにします。


49日を過ぎれば、また、神棚を復活させるため、本当は、家族以外の人が、神棚から、半紙を

取り除き、埃を払い、(49日触らずでしたから。)お供え物をして行きます。

しかし、最近では、家族以外の人がなかなか、神棚を綺麗にしてくれる人がいないため、家族が

50日目以降には、神棚を綺麗にして、お祭りを再開しても良いでしょう。


1年間のうち、49日にかかる、お正月は、神棚にも鏡餅なども、置かずに、触らない事です。

それ以外の喪中の方は、普通に、神棚に鏡餅を置いても良いでしょう。


お祝いごとのお正月は、年賀状や、お飾り、(玄関など)は、控え、鏡餅以外で、おせちは、慎ましく

お雑煮は、良しとして、良いでしょう。(49日が過ぎていない場合でも。)


神様事は、神様に不浄が伝わらないことだけを注意し、49日の間は、亡くなった人を、あの世へ

行かせて上げるためにも、悲しみだけに明け暮れているのではなく、家族の心も、あの世へと

旅立たせるための、心の準備をしたい時期です。


特に、人が亡くなると言うことは、本当は、悲しい事ではありません。(苦笑)

自分で計画して来た人生を終わらせるだけのことで、また、いつかどこかで生まれて来るのです。

そして、出会うべく人たちは、必ずどこかで出会えるようになっています。


ちょっと本題から外れて来ましたが…(苦笑)

そんなわけで、神棚へのお正月のお供えを控えている我が家です。


意外と知られていない、仏と神の接し方も、微妙な違いがあります。

でも、一家で、神棚と仏壇がある家は、珍しくありません。

この時も、仏壇は、49日関係なく、お祭りをしても良いのです。ですから、お寺への初詣や参拝は

良しとされているのです。


人が亡くなる悲しみの大きさは、人それぞれ違いがあります。

ですから、喪中という枠は、意外とあるようで、無いのが実情です。

自分の心の内側で、その尺度が変わりますから、必要以上に神経質になる、必要はないでしょう。


神様事も、必要以上に、神経質にならなくても良いのです。

あとは、日頃からの、感謝の心、次第ですかね!(笑)


みなさんは、これらの事は、ご存知でしたか?

お正月早々の話題ではないかもしれませんが、これらも、宇宙との関わりのひとつです。

宇宙との繋がりは、私達、人間の永遠のテーマでもあるのすから!(笑)



今年も、どうぞよろしくお願い致します。




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