2014年6月30日月曜日

理不尽な言動

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理不尽な言動


お医者様や、看護師の方のごく一部の方の中に、患者の気持ちを逆なでする、不理不尽な言動を

する人がいらっしゃいます。(私の知っている医師や看護師の方にも3~4人いらっしゃいます。)


お医者様や看護師の方も、一般のビジネスマンと同じ感覚を持っていらっしゃる方が、増えて来た

ということの現れかもしれません。(これは、良い悪いと言った問題ではありません。)

そして、病院経営も患者の高齢化などの問題もあり、難しくなってきているのでしょう。


しかし、病気を抱えている患者にとっては、主治医や、その他のお医者様や、看護師の一言は、

とても重く、一言が重要な意味と捉えられやすく、無意識の安易な言葉がけが、患者を大きく傷つ

けるていることを、知っておいて欲しいと思うのです。


私も、2ヵ月の入院を余儀なくされた時にも、看護婦長からの言葉に深く傷ついた経験があります。


今回、電話相談で、そんな訴えを泣きながら、電話相談して来られた方がいらっしゃいました。


許可を得ての内容を、少しお話すると・・・


主治医は、まだ経過は良くなく、1~2週間の入院が必要と指示をされたと言います。

しかし、主治医ではない、医師から、会うたびに、「もう、退院した方がいいのでは?」と言われる

とのことでした。(外見を見ては、元気そうに見える、介護者が毎日来る為と、思われます。)


これは、どういうことなのでしょうか?


実は、病院サイドも、ベット数が少なく、長期入院患者は、病院側の自己負担が大きく関わって

来ることがあります。その為、動ける患者は、出来るだけ早く退院を促していきます。

しかし、見かけだけでは分からない、経過が思わしくないのに、退院することは難しく、本人の

頑張って治療しているのに・・・という気持ちを逆なでする言葉としか受け止められません。


入院患者は、それでなくても、精神的不安を抱えている人が多く、ちょっとした、言葉でも、傷ついて

しまうことがあるのです。

実際に、早く退院させられてしまい、1日で、また病室に戻ってしまった患者様も知っています。


患者は、入院を長引かせているわけでもなく、誰もが、早く退院したいと願い頑張っているです。

そこを考えて欲しいのです。


病院側の事情もあるでしょう。しかし、それを、患者本人にぶつける、理不尽な言動は控えて

欲しいと切に思います。


患者は、普通の元気な人以上に、敏感にいろいろなことを感じてしまいます。(意識や思考)

それらを、見守ってくれる、医師や看護師がいてくれることを、願わずにはいられません。


その逆に、患者が、わがまま言いたい放題という人も、少なくありません。


しかし、患者は、病気を抱えている不安から、わがままになってしまうことも、知っておいて欲しい

のです。(普通の健康体の意識ではない、状態になっているからなのです。)


もちろん、そんなことは、百も承知と、お叱りを受けるかもしれません。


しかし、健康で働いていらっしゃる、お医者様や看護師の方とは、全然ちがう意識をもっていて

不安と日々戦っているのが患者なのです。(私は患者側の意識を変える働きかけもしています。)


医師や看護師の方の、重労働な、お仕事に頭が下がる一方、患者の心を、もう少し理解して頂き

理不尽な言動をされる方が、いなくなるようにと願います。(精神安定は、回復を早めます。)




これは、医師の方や、看護師の方だけに、言えることでは、ありません。

人を思いやる気持ちが、少し欠けて来ている、私達なのではないでしょうか?


自分を守りながらも、人を思いやれる気持ちを、もっと私達も、認識しなければ、いけないのでしょう

そして、病気を抱えている患者へは、、特に配慮して頂いた方が、回復は早くなると思います。


しかし、患者自身も、そう言った理不尽な言動にも強くなれ!・・という気づきなのかもしれません。













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