2013年10月11日金曜日

子育て本番の時期?~親も成長時期

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今日は、若いお母さん達が子育てに戸惑いが多いと聞き・・・経験者は語るです。(笑)

子育てについての、少し具体的なお話です。(長文です。)(笑)




初めての子育てには、親も不安がつきもの、しかし、子供は親の所有物と考えないことです。


ここで言う所有物とは、親は、自分の子供の親であることに変わりありませんが、親が子供を

自分のいいなりに育てることを言います。


親のいいなりに育つ子供は、反発心が強くなる、もしくは、自分で何もできない子供になります。



親も初めての子供には、戸惑いや不安があり、自分が育った環境や親を思い出し、それと同じよう

に又は、それと反対の育て方を、無意識で行おうとします。

いうなれば、親もどのように子供に接して良いかは、手探り状態で始めていきます。

しかし、、子供には、それを悟られないように、頑張る意識が出てきます。



しかし、頑張れば頑張るほど、良い子供に育てたいという意識が出てきます。


そうなると、誰それに負けないように勉強をさせるとか、あれして、これしてと、とにかく子供に

向ける注文が多くなります。

しかし、そんな関係の親子は、決してうまくいくことはなく、子供の本来の自然の魂の成長をを

妨げることにもなってしまいます。



小学校3年ぐらいになると、しっかり自我が芽生えだし、親の言うことに無意識に反発しだします。

しかし子供自身は、まだ自分では何も出来ないことを分かっているために、親に依存してしまい

親のいうがままになって行きます。(この時期から精神的扱いが、難しくなって行きます。)


親もこのぐらいの年齢には、自分の言うことが通るため、強気の姿勢が通りますが、

ここで考えるのは、親は子供に対し、一人の人間として扱うことが望ましいのです。



一人の人間として見るということは、しっかり子供に耳を傾け、話をよく聞く、何かあれば、一緒に

なって考え、子供の意識を尊重することが大切なのです。




たとえば


幼稚園高等科ぐらいになる子供は、男の子でも女の子でも、台所に立ち、包丁を握りたがります。

そんな時には、忙しいお母さんにしてみれば、邪魔なことで、時間もなく忙しいのにと腹を立てたく

なり、「他に行ってて!」と言ってしまいがちですが、ここは、お母さんの我慢のしどころなのです。



本当に忙しくて早く食事の支度をしたい場合は、邪険にするのではなく、「今日は、皮むきをしてく

くれないかなぁ~?」と疑問形で言うようにします。(包丁を握らすより安全なものを。)

この時に決して「皮むきをして!」と言い切らないことが大切です。


どうしても包丁を握りたい場合は、「今度、子供用の包丁を買おうか?」とお伺いを立てます。(笑)

その時は、大人用の包丁は手に合わないからと言うようなことを言い、子供用の包丁を買っても

らえることに対しての、嬉しい気持ちから、家事を手伝う気持ちに持っていくことが可能なのです。



子供用の包丁を買った時は、普段の食事の時に手伝わすのではなく、土日などの、お母さんが

忙しくない時に、少し早めに食事の支度に取り掛かり、その時に、子供用の包丁を使わせながら

手伝いをしてもらうという流れに持って行きます。


この時も、無理矢理に手伝わせるのではなく、子供が自分から率先して手伝いたいと意識を

出した時に、新しい子供用の包丁を出し使わせます。



ここで大事なのは、子供が率先して手伝いたい意識があることが大事で、一度嫌な思いをして

しまうと、子供は2度と手伝いたいという気持ちが無くなります。


今時は、男の子でも、食事の支度が出来るようになりたいものですが、この時期に可能になります



それは、自分の口に入るものが、どんなものがあるのかを知るきっかけにもなり、健康への配慮

を自然と身につけることが出来ます。


包丁に慣れてくれば、手伝いから食事の中の1品を完全に任せる事で、自分でも出来るという意識

と、たとえ失敗しても、お母さんが、ここはこうした方がいいね・・・と言うのではなく、どこが失敗した

のかわかるかなぁ~?と疑問形にします。


必ず自分で考えさせることが大切なのです。(笑)

そうすれば、おのずと自分で考え、次はうまく作りたい・・・という意識に変わります。



子供の成長は目を見張るほど早いものです。

しかし、子育てをしている親の成長も、見えない形でどんどん成長しているのです。


その親子の成長を、間違った方向に行かせないためにも、子供との距離は、

いつも、「つかず離れず」の距離が良いのです。



しかし、それも、子供が20才までです。

あとは、大人として子供と接する距離を持ち、子離れ、親離れが、自然と出来るようになりたい

ものです。(笑)


子供は、親を選んで生まれてきます。

そして、子供自身の成長と、親の成長を促してもいるのです。



子育ての本番は、10才ぐらい~20才位までが大切な時期です。(精神的子育ての時期)

親もそれに合わせて成長していきましょう。(笑)

そして・・・


            ~ 決して子供に依存しない親でありたいものです。(笑)




















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