2013年6月28日金曜日

子供を1人の人間として見ることの意味~子育て提案

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人生の経験とは、若いうちに、いろいろなことを経験した方が良いのですが、今の世の中ちょっと

前までは、学歴社会と呼ばれ、小さな頃から勉強だけが人生の道のように言われて来ていた時代

があり、今は少し変わってきましたが、まだまだ塾が繁盛している背景があります。



確かに、勉強が出来て良い大学を出ていれば、就職先の幅は広がり、選択肢も増えてきます。

しかし、今の時代は、色々な経験をして自分から何かを打ち立てられる人が望まれていて、その為

には、勉強以外の経験がものを言わせます。


ただし、お金をかけて習い事をするとか、留学をするといったことではなくて、もっと自然な子供の

意思が出せるような行動をさせる必要があるのです。


その為には、小さな頃から自分で考え、自分の意思で行動できる子供に育てる必要があるのです


最近の若い人たちを見ても、自分から率先して仕事をするとか、何かを見つけ行動することが

少ないように思うのです。その背景には、勉強ばかり、頑張ってきた結果のように思います。



小さな子供の頃から、自分で考え行動させるためには、小さな質問から「あなたならどうする?」

「自分の立場ならどう思う?」など考えさせることが必要なのです。

そのためには、疑問符を付けて答えさせる方法があるのです。


たとえば

いじめられている子を見つけたとしたら、「自分がいじめられる立場ならどう思う?」

「周りの子が見て見ぬふりをしていたら、いじめられた子は、どう思うと思う?」

「自分がいじめられていたとして、周りで見ていて何も言わない友達のことをどう思う?」など・・・。


自分で考えることにより、人を思いやる気持ちも育てることが出来るのです。


頭ごなしに、これはダメ、あれはダメとか・・・こうしなさい!ああしなさい!と命令口調で育てると

子供の意思というのは、不満だけが残り、ストレスとなって屈折してしまうのです。

「こうしなさい!」を「こうしたらどう?」と、考え答えさせることが必要なのです。



親は、子供にイライラさせられることも多いので、つい頭ごなしに、命令口調で叱ったりしてしまい

がちなのですが、そこを、子供をひとりの人間として見るようにすると、親も落ち着くという心理が

働きます。そこが子育てには、大事なことでもあるのです。


子供もちゃんと、使命を持って生まれて来ています。


親が、子供の個性を伸ばせるか潰すかは、愛情たっぷりプラス(+)親の言動も大事なのです (笑)





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