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思考回路の中で、人は、忘れたいことがある時にでも、無意識に「忘れたくない」思考になって
しまうことがあり、男女の恋愛意識に一度目覚めてしまうと、それは増長してしまうようです。
たとえば・・・
どうしても結ばれてはいけない相手との別離を経験した時には、特にその作用は大きく働きます。
終わりにすると一度心に決めた決意も意思表示も、表しているにも関わらず、何度でも相手の
話が出てくる事が、一番のわかりやすい点かもしれません。
意識的には、相手のことは、もうきっぱりと諦めたと言いながら、出てくる話は、彼や彼女のことば
かり、本人は気づかず、しやべっていることでも、同じことの繰り返しでオウム返しのように・・・。
その本質は、忘れたいと思っていても、実は、忘れることが出来ずに苦しんでいるのです。
思い出として大事にしまっておくことなどは、恋愛意識では、到底無理なことで、恋愛に関して
だけは、きっぱり自分の中で、けじめをつけた方が良いのです。
思い出として覚えておきたい・・・というのは、執着と未練でしかないように感じます。
しかし、けじめがなかなかつけられずに、引きずってしまうのが恋愛意識でもあるのです。
これは、後ろ向きの意識でもあり、前を向くことを拒んでいる意識でもあるのです。
別れを意識的に自分の心の中で、「けじめ」をつける・・・そこから前を向いて、すべての感情(相手
への思い・感情)を一切排除する意識を持たなければ、恋愛意識は忘れることはできないのです。
男女の恋愛に限って、一度目覚めた恋愛意識は、普通の友達同士には、決して戻れません。
これは、ほかの彼女や彼氏が出来たときには、それは可能になるかもしれませんが、一度
目覚めた恋愛感情は、たやすく意識を変えることが出来ないからです。
大切な恋愛感情だけれど・・・別離を心に決めた以上は、相手のことを一切考えない、しゃべらない
意識をもたない限り、忘れることはできないでしょう。
つらい別離と嘆く前に、自分をもっと大きく成長させるための意識として捉え、前向きに考え、
けじめをつけた方が、もっとより良い相手と巡り合うことができるかもしれません。
ゴールデンウィークに突入で、縁結びの神社の神様たちは、大忙しかもしれません。(笑)
しかし、自分の恋愛観を見つめ直す良い機会でもあります。
一つの意識に縛られる恋愛意識ではなく、伸び伸びとした恋愛関係が築けるような意識だけは、
持ち合わせていただければと思います。
・・・そうすれば、自分に合った本当の相手と巡り会うことが出来るはずですから!(笑)
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