2013年4月24日水曜日

お金と執着心~引き寄せの法則・Ⅱ

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私たち人間にとっては、お金は大切なものであり、必要なものでもあります。

しかし、必要以上にお金に執着しすぎると、逆にお金は、逃げて行ってしまいます。

・・・というより、大切なものを失うことにもなります。


お金は、貯めることも出来、生活を安定にもしてくれます。逆に使いすぎてしまうと、何が大切な

ことなのかが、見えてこなくなり、不安定な生活を招きます。

お金に執着するのではなく、お金を上手に使うことで、お金は巡り巡ってまた帰ってくるのです。



たとえば・・・。


お店などを経営している人の中には、従業員を使わず、ひとりで頑張っている方も多いと思い

ますが、ひとりで経営していくのには、それなりの理由があるはずです。

第一に、人件費が一番のネックになるからでしょう。(ここにもお金が絡んできます。)



しかし、従業員を使わずに、お店などを経営していくには、落とし穴があることも事実なのです。


ひとりで、お客様を相手にすることは、経営的方針もしっかりしたものを持った状態で進めることが

多いとは思います。しかし、それらが逆にお客様が求めているニーズに、そぐわないことに、気が

つけない場合があるのです。


もちろんお客様からみたら、ニーズに合わないところに行く必要もなく、他に行けば良いという

ことになるのですが、経営者としては、お客様を逃してしまうのです。


そんな時に、ひとりでも従業員がいれば、客観的な意見を聞くことが出来ます。

(又は、時々、専門的な人などの意見を聞く方法もありでしょう。)


その従業員との信頼関係により、経営方針の見直しが容易に出来るようになるのです。


ひとり経営には、それらを見直す方法が余りなく、知らずに自分の経営方針が正しいと思い

込み過ぎてしまい、知らずに、お客様にも横柄な態度をとっていることにも、気がつけなくなって

しまうことがあるのです。


これは、大きな落とし穴と言えるべきことで、お客様を減らしていしまうこと、イコール、お金には

結びついて行かないのです。


お金に執着するあまり、往々にして、お客様に対して、しょっちゅう来てくれる人は、とても良い人

となり、時々しか来てくれない人には、それなりの態度となって現れやすいのです。



しかし、それは人間の心理としては、当たり前のことなのですが、お金を引き寄せるためには、

しょっちゅう来てくれる人はもちろん、たまにしか顔を出してくれないお客様にも、感謝の気持ち

で、しょっちゅう来て頂けるお客様と同じように接していかなければいけないのです。


ひとり経営がいけないというのではなく、見落としが多く発生する可能性が多いということです。


気楽に人間関係、信頼関係に左右されることなく、経営していきたいとの思いから、ひとりで切り

もりすることも、もちろんそれはそれでもOKでしょう。


しかし、お客様がその経営者の考えるニーズにあった人だけが来てくれれば良いというだけなら

それもありでしょうが、もっとたくさんの人に来てく欲しいと願うならば、お客様は、今どのように感じ

どのような要望があって、お店に来てくれるのかを、経営者は、一人一人のお客様と向き合うこと

が、とても大事なことなのです。それがお金を引き寄せる方法のひとつでもあるのです。



気分良く、お店から帰せるのか・・・ひとりのお客様と、ひとりの経営者としての間に信頼関係や

感謝の気持ちが持てるのかによって、次に来店してもらえるかが決まるのです。

それがお金に結びついていくことは、言うまでのことはありません。



お金に執着しすぎると、それらの大切なものが見えなくなってしまったり、お金で苦労したくない

という気持ちから、必要以上に執着する結果、悪循環となり、大切なものを失い無くしてしまい

かねないのです。



たくさんお金があればもちろん、いろいろなものが手に入り、一時の幸せは手に入るでしょう。

しかし、お金で買えないもの(信頼関係や感謝の念)を無くしかねないことも事実なのです。



 ~ 金は天下の回りもの ~ というように・・・


気持ちよく循環させるためにも、お金に執着するのではなく、「心」を持って使うことも大事だという

ことなのです!(笑) それが、お金を引き寄せる方法のひとつでもあると考えます。(笑)







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