2013年3月1日金曜日

さらばの時まで~静観

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3月に入りそろそろ卒業シーズンだったり、職場の移動だったりで、別れの季節がやってきました。

別れがある分、新しい出会いもあり、そこから人は成長していくのですが、人との別れの中には、

この世のお別れになることが一番辛いことかもしれません。


人は、必ずこの現世を去る時がきます。それは事故などの突発的なもの以外は、決して寂しこと

ではないはずなのですが、親しい人との別れは、やはり辛いものがあるものです。



この世を去る準備をしている人も、中にはいます。自分に身内がいなかったり、病気でもう

ダメかもしれないと悟ったとき、人は、自からその準備に入ります。


それは、知らず知らずのうちに、人から距離を取る行動から始まります。


それらの行動は、無意識のうちに進められ、これは魂のレベルで、この世を去る準備を進めて

行くもので、その殆どは、自分でも気づかない行動として現れてきます。


その行動とは、人を拒むという行動から始まり、思考の中には、自分の考えしか持てなくなり

ほかの人の声が聞こえなくなるのです。これは実際に、耳が聞こえなくなるのではなく、ほかの人

の心の声が聞こえなくなるのです。



人は、どんなに鈍感な人でも、ある程度は、人との関わりの中で、相手の心の声を無意識に

聞いています。それに反応して自分からも声かけをしています。


この、人の声が耳に入らない人は、少し病的な要素が大きいのですが、普通の人は大体、

人と会話が出来る人ならば、相手の考えを読み取る能力を、少なからず持ち合わせている

ものなのです。


それとは別に、その声を拒み始める行動を取ることがあるのです。


魂レベルでの、お別れの時を一人静かに準備していくためで、それは本人も気がつかぬうちに

進められていきます。(これが無意識の行動となって現れてくるのです。)

周りがそれに気づくことがあるのですが、その時は、静かに見守っていくのが良いかもしれません


しかし、この世で最後の1日になろうとしても、その時を楽しんで去って行きたいと思うのです。

                      (病気で苦しんでも、心だけは笑っていたいものです。)



老いた人でも、ほとんどの人は、悔いのない人生だった・・・などとは、言えないはずです。


やりたいこと、やり残したことがたくさんあるはずですが、最後の1日だけは、

「この世もいろいろあったが、楽しんだ!」と言って逝きたいものです。

それが残された人への最後の優しさになる気がします。



魂のレベルでは、人はどうすることも出来ないこともあるのです。


それが自分の運命であるならば、その最後は、楽しんで終わりたいものです。

そのときまで、1日を大切にして生きて行きましょう。




な~んて言っている私は、まだまだ元気ですから!(笑) 大丈夫です!(笑)


           でも1日1日を大切に!は~ 本当の気持ちですから!(笑)



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