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親から見た子供は、いくつになっても子供は子供で、年齢に関係なく自分の子供なのです。
子供からしたら、大人になってまで詮索されたくない気持ちが出て当たり前なのでしょう。
しかしそこはやはり親子の枠は超えられなくて、親から見たら子供はいつも頼りないような、
危なっかしくて心配なのです。
しかし昔の人は良く言ったものです。自分が親になって初めて親の気持ちが分かるのだと・・・。
そうなんですよね。親になって初めて親の気持ちが分かり、また親になって子供の心配が、親が
していたように心配する。これはいつの時代でも変わらないスパイラルのようなものなのでしょう。
切っても切れない親子の関係がそこにずっと続いて行くのでしょう。
子供の時には分からないものが、大人になって、親になって初めて分かる気持ちは、どの時代に
おいても同じなのではないでしょうか?
最近では昔と少し違う点は、親子で楽しみ事が増えてきていることでしょうか?
女の子のお母さんは、同じ服を共有したり、一緒に買い物をして楽しんだり、男の子でも、最近は
一緒に飲みに出かけたり、なんて言う話を良く耳にします。
楽しみを一緒に共有出来るのは何ともほほえましく良いことです。しかしそこには親子の枠はどこか
しっかりとしたものが根ずいていて、そこはちゃんとわきまえがあるようです。
老いては子に従え・・・とは言いますが、親から見た子供意識は決して抜けることは無いと思うので、
そこは子供の方が、賢く接するすべを持っていなければいけません。
たとえば・・・
年と共に頑固になってくる親父さんを何とかうまく納得のいくように話す工夫は必要で、
足が悪く、杖が必要になっているのにもかかわらず、カッコ悪いからと、杖をつきたくない親父さんを
どのように説得して杖を持たせるか・・・。
あなたならどう言って説得しますか?
私なら、『杖をついた姿でさっそうと歩く親父さんを見て女性はほおっておかないでしょうね!
杖がカッコ悪いなんて時代は終わっていて、今は杖をつきながらでも歩いて、それもさっそうと
している姿に、ほれぼれする人が出てくるかもね!
逆に杖も無く歩くのをやめてしまって、家に閉じこもってばかりでは、あの人どうしたの?
見かけないね?亡くなったの?・・・なんて噂されかねないでしょう!
杖をついてでも出歩ける事を立証しなくっちゃね!』
こんな風に言うでしょうね!
親からしたら子供は、いつまでも子供だけれど、老いたら子に従え・・・それは親を思ってのこと
と割り切る気持ちが、親子の関係を、上手に続けて行く秘訣なのかもしれませんね!
でも~50代・60代はまだまだ現役ばりばりですから!ね!(笑)
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