2016年3月3日木曜日

3月3日のひな祭り~震災の日を前に

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明かりをつけましょぼんぼりに。。。


3月3日のひな祭り。


この日は、あまり、良い思い出がなくて、書きたく無いのですが、(苦笑)

ブログを読んでいらっしゃる方は、ご存知だと思いますが、だいぶ前にも書いたのですが、

3月3日は、私の友達が、亡くなった日でして、それも、おひな祭りの、お人形を作っている、

自宅のある作業場から3月3日に出火し、電動シャッターが動かなくて、逃げ遅れた友達です。

もう、相当古い話ですが、やはり、3月3日になると、思い出します。


その日は、私は、風邪を引いて、小学校をお休みしていて、友達が知らせに来てくれました。

その日の、学校の献立に、ひな祭りのケーキが出ていたので、ショックで、(風邪で学校へ行けず

だったので。)それを持って来てくれたと思い友達と話していたのですが、その事を聞かされて、

もっと、ショックを受けることになったのでした。


後日、クラス全員が、葬儀に出席し、もちろん、私も行きました。


この時は、ショックだったのですが、今思うと、これも、決められていた運命だったのかと、思うと

とても、やりきれない気持ちになったものです。


このことからも、人生は、自分の思惑通りには、進まないが、もし、決められていた人生設計の

ひとつだったのならば、納得の上、とまでは行かないかもしれませんが、そこから、学べるように

私たちに、何かを残してくれたように思います。


それは、友達の死から、悲しいだけではなくて、なぜ3月3日だったのか?という疑問や、ひな祭り

のお人形を作っていた作業場という事も、何か私たちに、残したメッセージのような気がします。

もしかしたら、雛人形の代わりに、メッセージを残したのかも知れません。


雛人形は、小さい時は、飾りつけをし、家中で、ひな祭りをするご家庭が、多いと思いますが、

だんだん、年とともに、忘れがちになりやすい、雛人形を出すことさえも、忘れがちになります。

そんな雛人形たちの、悲しい思いが、そういった形、(友達の死が、3月3日)で、忘れないで、

という、メッセージとなったような気がします。


そして、私達の方は、この事を、思い出したくない思い出ですが、それを手放し、前に進まなければ

いけないように思うのです。

誰かが亡くなると言うことは、残された人が、前を向くためには、強く(気力)ならなければいけない

という事で、教えられているように思います。


3月11日の震災の日も、もうすぐ訪れますが、残された人の気持ちは、とても苦しいものだけれ

ど、楽しかった思い出と共に、思い出して、そこから、ちゃんと亡くなった人のメッセージを受け取

り、前を向いて欲しいと思います。(決して残された人が、悲しんでばかりいては、いけないのです)


何かのメッセージとなり、前を向くことの大切さが、亡くなった人への、供養となると信じます。


きっと、私の友達も、笑って見守ってくれている事でしょう。






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