.
明かりをつけましょぼんぼりに。。。
3月3日のひな祭り。
この日は、あまり、良い思い出がなくて、書きたく無いのですが、(苦笑)
ブログを読んでいらっしゃる方は、ご存知だと思いますが、だいぶ前にも書いたのですが、
3月3日は、私の友達が、亡くなった日でして、それも、おひな祭りの、お人形を作っている、
自宅のある作業場から3月3日に出火し、電動シャッターが動かなくて、逃げ遅れた友達です。
もう、相当古い話ですが、やはり、3月3日になると、思い出します。
その日は、私は、風邪を引いて、小学校をお休みしていて、友達が知らせに来てくれました。
その日の、学校の献立に、ひな祭りのケーキが出ていたので、ショックで、(風邪で学校へ行けず
だったので。)それを持って来てくれたと思い友達と話していたのですが、その事を聞かされて、
もっと、ショックを受けることになったのでした。
後日、クラス全員が、葬儀に出席し、もちろん、私も行きました。
この時は、ショックだったのですが、今思うと、これも、決められていた運命だったのかと、思うと
とても、やりきれない気持ちになったものです。
このことからも、人生は、自分の思惑通りには、進まないが、もし、決められていた人生設計の
ひとつだったのならば、納得の上、とまでは行かないかもしれませんが、そこから、学べるように
私たちに、何かを残してくれたように思います。
それは、友達の死から、悲しいだけではなくて、なぜ3月3日だったのか?という疑問や、ひな祭り
のお人形を作っていた作業場という事も、何か私たちに、残したメッセージのような気がします。
もしかしたら、雛人形の代わりに、メッセージを残したのかも知れません。
雛人形は、小さい時は、飾りつけをし、家中で、ひな祭りをするご家庭が、多いと思いますが、
だんだん、年とともに、忘れがちになりやすい、雛人形を出すことさえも、忘れがちになります。
そんな雛人形たちの、悲しい思いが、そういった形、(友達の死が、3月3日)で、忘れないで、
という、メッセージとなったような気がします。
そして、私達の方は、この事を、思い出したくない思い出ですが、それを手放し、前に進まなければ
いけないように思うのです。
誰かが亡くなると言うことは、残された人が、前を向くためには、強く(気力)ならなければいけない
という事で、教えられているように思います。
3月11日の震災の日も、もうすぐ訪れますが、残された人の気持ちは、とても苦しいものだけれ
ど、楽しかった思い出と共に、思い出して、そこから、ちゃんと亡くなった人のメッセージを受け取
り、前を向いて欲しいと思います。(決して残された人が、悲しんでばかりいては、いけないのです)
何かのメッセージとなり、前を向くことの大切さが、亡くなった人への、供養となると信じます。
きっと、私の友達も、笑って見守ってくれている事でしょう。
.
0 件のコメント:
コメントを投稿