2015年12月5日土曜日

結婚か仕事か?~キャリアウーマンの悩み

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結婚する理由も様々、そして、離婚をする理由も様々あると思いますが、では何故、結婚をし

生活を共にしながら、相手との関係がダメになったからと、すぐ離婚と考えるのか?


今日は、こんなお話を、紐解いてみます。(笑)


まずは、結婚する理由


ある、クライアントさんのお話ですが、その方は、バリバリのキャリアウーマンで、一線で仕事を

している、40才になったばかりの女性ですが、知人の紹介で、1年前に男性を紹介されて、一時

意気投合し、結婚を前提に、お付き合いを半年した後、すぐに、結婚する予定で、同棲を始めた

そうです。しかし、1年もの同棲で、お互いの親にも、結婚を前提としたものだったので、1年後、

そろそろ、結婚式を挙げなければ、いけない周りの雰囲気になってしまたようですが、本音は、

可もなく不可もない相手で、本当に好きな相手?と聞かれると、どうかな?という疑問が残り

ましたが、まぁギャンブルするわけでもなく、お酒も飲まない、無趣味で、これといって、

とりえもないけれど、ダメな要素も無く、仕事もさせてくれる、と言ったお相手で、結婚式を挙げた

そうです。

果たしで、これで良かったのか?と思うようになったそうでの、ご相談(カウンセリング)でした。

(許可を頂いて載せています。)


こう言ったケースは、結構あります。


この場合、女性が、バリバリ仕事をしていることが、自分自身の中で、どれぐらい、割合を占めて

いるのかが問題になります。

仕事もしたい、結婚もしたい、となると、ある程度、どこまで結婚に妥協をするか?出来るのか?

ということになるのです。


結婚は、共同生活です。

仕事だけを優先したいのであれば、相手にも、失礼になり、結婚はしない方が良いということに

なりますが、反対に、仕事をしながら、相手を思いやれる余裕が、彼女を成長させるための要素に

もなり、人としての器を大きくしてくことにも繋がります。


結婚とは、ひとりの人間だけでは、想像もつかない事や経験が、相手によって生まれます。

それを、乗り越える事で、経験値が大幅に上がり、結果的に、ひとりの人間の価値を上げる

ことに繋がって行くのだと思います。


本来は、結婚とは、好き同士が結婚できればと、考えがちですが、好きどうしであっても、一緒に

生活を共にすると、見えて来る欠点が必ず出てくるはずです。

しかし、だからと言って、特に好きではないけれど、何となくいれば安心とか、少しでも、相手と

いる事で助けられるというお相手ならば、結婚をする意義があると思います。


ひとりの時間から、共同部分が多くなる結婚生活。しかし、ひとりでは、できない経験をする事が

できるのは、結婚するという形、しかし、結婚後に、相手が嫌になったからと、すぐ離婚と考える

それは、単純に、共同生活で得られる、経験をやめてしまうことにもなります。


一緒に居て、どれぐらい、相手の気持ちが分かるのか?そんな事も必要なことが、結婚生活

でもあると思うのです。

もし、彼女と同じような、結婚して良かったのか?と疑問が浮かぶ人は、自分自身の内面と

しっかり、向き合って見ることをお薦めします。


たとえば、


彼と(彼女)と居ると、自分はどう居られるのか?

(安心する、頼れる、反対に、自由が欲しいと感じる、苦痛)そんなことが、分かれば、自ずと結果

がわかります。

その次に

では、なぜ結婚しようと決意したのか?そして、今はどう感じているのか?

違いを、はっきり、することで、次の行動が見えて来ます。


仕事を優先することと、自分と相手から得られる何かを感じるのであれば、それが、経験として

あなたを成長させることが、できる要素なのかもしれません。


夫婦とは、相手の嫌な面を、沢山目にすることも多いのです。

それを、嫌だから、と割り切るのは(離婚)は簡単です。


そうではなくて、自分を成長出来るものは何か? (単純に我慢することとは、違います。)


そんな自分への問いかけも、必要なのが、結婚生活なのです。


今のあなたは、大丈夫ですか?

恋人と結婚を考えている人も、一度、自分の内面に、問いかけてみてくださいね。(笑)














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