2015年10月13日火曜日

       宵の明星~輝く星になった僕

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今日は新月(新月ポエム)
 
 
 
くれない色に染まる空の彼方に
 
 
見える星は小さく輝いていて
 
 
やっと会えたねと心が踊る
 
 
 
自由に飛び回れる身体は誰にも見えないだろうけど
 
あなたの元へと飛んでいける自由の風に乗って
 
まだ忘れてなどいないよね?僕のこと
 
思い出の中の声は君の名を呼ぶ僕がいて
 
君は振り返り笑っていた
 
 
 
 
何時間も時間を忘れれて思い出に浸りながら
 
会話を楽しんでいた病室も今は違う住人がいて
 
僕たちと同じことをしているのかもしれないね
 
 
 
 
先に逝くよ と旅立ってからは
 
僕の身体はとても軽くなって自由に空を飛べる
 
痛みも苦しさもみんな忘れてしまっているからね
 
今はこんなにも自由で笑っていられるから
 
 
心配しないで大丈夫!
 
 
 
 
君の元へ駆けつけられる自由の風に乗り
 
ほら 聞こえるでしょう 僕の声が
 
ほら 感じるでしょう 僕の心を
 
寄り添い触れることはできない僕だけど
 
いつも一緒にいれるから
 
 
 
 
また会おうね
 
 
朝が来たら空も輝き出すから
 
 
星は見えなくなるから
 
 
くれない色の空にまた輝く星を見つけて
 
 
 
その星は僕だから!
 
 
 
 
 
 
 
 
~ 新月ポエム 榊 瑠璃 ~
 
 
 
 
 
 
 
 
※ 人が亡くなって思うことは、残された私達は、もっと頑張らなくてはいけないのだと思うことです
 
昨日、昨年の11月になくなった私の姉の1周忌の法要が執り行われました。
 
思い出は尽きなくて、今も会話している私ですが、きっとあの世から笑っているに違いないと
 
そんな気持ちを込めて綴ったポエムです。
 
もし、最愛の人が亡くなって悲しみに毎日を過ごしている方がいらっしゃれば、このポエムで
 
少しでも元気になられると良いという思いもあります。
 
また、きっといつか会えるから!それが私の心情ですから!(笑)




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