２０年目のあなたに会うために～繋がる心と心

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今日は新月（新月ポエム）

 

 

 

 

 

 

流れる風にあなたを感じ

 

 

ふっと振り向くその場所にあなたはいるの？

 

 

言葉もなく声も聞こえない

 

 

何もない空間があるだけなのに

 

 

そこには確かにあなたの香りが漂い

 

 

ここに一緒にいてくれているのだと感じることができる

 

 

 

 

寂しくないとは言えない今も

 

 

あなたを思い出すことで心が乱れ

 

 

ここにあなたがいると分かっていても

 

 

もう一度抱きしめて眠らせてと心が騒ぐ

 

 

 

 

心も身体もすべてのあなたを忘れることが出来ない今だけど

 

 

あなたの心（魂）をここに感じ

 

 

あなたの香りをかすかに感じ思い出す時

 

 

いつも一緒なのだと心が笑う

 

 

 

 

 

 

（天空の声より）

 

 

何処にいても君のそばにいつも一緒にいるよ

 

 

どんな時にも君を感じていられる僕だから

 

 

僕を…風を感じて振り向いて

 

 

見えない身体も聞こえない声も


心と心で繋がることを知っているかい？

 

 

何もない空間に流れる風もまた僕たちだから

 

 

そこに輝く風の光を感じてみて欲しい

 

 

 

 

風に乗り


香りに乗り


そこには僕がいることを感じて！
 

 

 

ただ…ごめんね。


抱きしめることだけは出来ないけれど

 

 

見えない風もまた光となり輝きを増して

 

 

もう一度そこにいる君を見ている事が出来るから

 

 

忘れないで僕の場所を

 

 

忘れないで君はひとりではないことを

 

 

 

 

 

自由の扉を開いてあなたは逝った

 

 

ささやく風は振り向く私に

 

 

僕だよ！とささやきかける

 

 

風が流れて笑いかけているかのように…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

～　新月ポエム　榊　瑠璃　～

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

※　20年目の震災の日を迎え、まだ癒えない心を、持っている方に捧げたいポエムです。

 

誰でもが、亡き人に、いつでも会える、そんな思いで綴ったポエムです。