2013年9月11日水曜日

お彼岸近し~意識を変えて実父を想う

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今日は、ちょっと昔のことを思い出し(36年前のこと)、なぜか気になったのでお話を・・・(笑)


ある時期まで、私は、ある宗教団体を、とても恨んでいたことがありました。

初期の頃のブログでも少し触れていますが、今と考えが変わっているので書いてみます。(笑)


それと言うのも、36年前に、父を、ある宗教団体が命を奪ったと信じていたからです。

しかし、自分が難病という病気を背負ってから、意識がすべて変わっていきました。



父の黄疸が全身に広がりはじめたのは、その宗教団体からの病院には行かずに治ると言われ

信じてしまった実父が、病院に行くのを拒んだことからでした。

そう手遅れになってしまっていたのです・・・。

さらには、2度の手術の失敗です。(これは、何十年も経ったあとから聞かされたことでした。)



最近になって、その団体の教えというものが、ポストに投函されているのを見て、内容を読んで

見て笑ってしまいました。(笑)



確かに神様の存在や、あるべきパワーで病気を治せるというような内容で、それも一理あると頷く

反面、それがどうしてこのような紙面で人を惹きつけることをするのかと、逆に疑問が湧きました。

宗教団体をとやかく非難するつもりは、毛頭ありません。



しかし、明らかに誰でもが、神様のパワーを伝授出来るとも思えませんでしたから・・・

なのになぜ?の疑問でした。


その宗教団体は、誰でも神の業を習得でき、人を病から救えるパワーが授かるという内容です。

さらに、そのパワーで病気が治り、人助けにも繋がるというような内容でした。

このような内容は、たくさんの団体を知っています。しかしそれを信じる人が居てもおかしい話では

ないとは思います。

が・・・しかし


その疑問の答えは、簡単に出すことができました。

団体というのは、利益を生むことを、それとなく促しているので、仕方のないことなのです。

人が集まらなければ、利益にはつながりません。



信じる者が救われるという教えも、間違いではないでしょう。

しかし、その当時の団体は、病院には行かずに、神様から伝授したパワーだけで治せると豪語して

いたのを信じてしまった父だったのでしょう。

今思えば、病気からの不安や恐怖がそれらを信じるきっかけになったのだと思います。



しかし、意識は、そんな方向へ変えるものでは無いと私は、今思うのです。



病気になれば、不安も恐怖も大きく膨らんで行きます。しかし、意識を変えるのは、その病気に対し

なぜ病気になったのか、本当の理由は何なのか?そして、それらの不安と恐怖をどう克服すれ

ば良いのか?意識の変え方を、少し考えなければいけないのです。

それは、前世がどんなだったとか・・・そういう問題では無いと考えます。



意識の変え方が正しく分かって来ると、病気や不安に負けない意識が生まれてきます。

その為には、人間がなぜ生まれて来るのか・・・なぜ自分が今を生きているのか・・・

根本的な答えを、自分自身で見つけて行くことが、一番大切なことなのです。



この世に生まれて来た本当の目的は何なのか?ただ単に生まれてきたわけではありません。

すべての人は、自分の本当の目的、本来の自分を思い出さなければいけないのです。


信じるものが、間違った思考へと行くと、父のように、病院にも行けなくなり、不安だけが拡大し

その団体の言うがままになってしまうのです。

これは、本人の意識の持ち方が、病気という題材から、極端に弱くなった結果であると思います。



これらの病気などの不安な気持ちは、意識を変えることで克服出来ます。

現に私は、神様の存在を信じてはいない時期がありました。


しかし、自分が非結核性抗酸菌症という難病になり、見えてきた本当の自分を確認できることが

出来たことが一番の大きな収穫であり、神様は存在し、また私達自身がその一部でもあるのだと

確信が持てるように、意識が変わってきたのです。


それは、どこかの宗教団体に所属することなく、自分が自ら答へを求めた結果です。


不思議なことに、疑問が起こることは、すべて、答えが導き出せる境遇が揃っていきました。

それは、自分の直感を信じること、自分自身を信じて行くことで答えが自らやってきたのです。


この非結核性抗酸菌症という難病になってしまった理由もちゃんと分かりました。

そのために出会うべくして出会う人とも、ちゃんと用意されていたのです。

それは、意識を変えることで、自分自身が見え始めてきたからなのです。



今、父が生きていれば、きっとその話をしたでしょう。

自分の意識を変えることの大切さを、話したと思います。

間違った意識を持つのではなく、自分を見つめ直す良い機会が、病気なのです。



今は、父もあの世で、痛みも辛さもない状況で、穏やかに暮らしているようです。

宗教団体への想いも、「もう恨んではいけない」そう言っていたのが印象的でした。(笑)


最近、この手の話題が多いのは、お彼岸が近いせいかもしれませんね(笑)



亡き人を、思い出して上げてください。(今日は9.11でもあります。)

でも決して悲しまないように!(笑) 笑って墓石に、ご挨拶してくださいね。


素直な気持ちで、手を合わせてください。きっと亡き人を安心させます。


そして自分自身を見つめる良い機会にしてください。(笑)





ひとりごと・・・

  
今年も、東京の実家近くにあるお墓には、挨拶できそうもないけど・・・許してね!お父さん!(笑)

                ~ まだまだ私は、元気で頑張れますから!(笑)





















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