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新しい新薬の話がネット上で浮上してきているみたいなので・・・。
先日久しぶりの定期健診(3カ月)で主治医の先生にお話しを伺ってきました。
その先生は、非結核性抗酸菌症に関しても専門医的な人で、情報が入っているとしたら知っている
かもしれないという思いでお伺いを立ててみました。
2015年ぐらいにはこの非結核性抗酸菌症の完治できる薬が出るのですかという質問と研究が
進んでいる結果、臨床試験にも入っているような情報を得たことを伝えました。
しかし先生は、研究はされているかもしれないが、絶対数の多い疾患ではないため研究を積極的
に取り組んでいるところは少ないかもしれないし、2015年という間に完治できる新薬の情報は
今のところ聞いたことが無いとのことでした。
もし、2015年に完治する薬が出るとしたら、どこからでも情報が入ってきておかしくない時期だと
言うのです。(学会や製薬会社などからの情報が何もないとのことです。)
薬というのは研究はされても、新薬という形ではなく、いくつかの既存の薬を改良していることが
多く、それを1つとかではなく、いくつかを組み合わせて処方することで、病気の改善をすることが
ほとんどで、1つの薬で完治できる薬はまず出てこないと思って良いとのことでした。
薬に関しては、私も詳しいわけではないので、この時点では、先生の話を受け止めることしか
できませんでした。
ただ単に、既存の薬の改良が、少し進んでいるかもしれないが・・・とのお話でした。
それから先生は、もし新薬が出ても、すぐに飛びつかない方がよいとのお話でした。
新薬はやはり、リスク(副作用)を十分考えながら使わないと、逆に副作用で苦しむことになり、
大変な目に遭いかねないとの見解でした。
今のところ、喀血の回数が少なければ薬を検討するより、要観察で様子を見た方がよいとの
お話でした。(私の場合)
確かに患者数は増えて来てはいるけれど、この非結核性抗酸菌症という病気は人に移る病気で
はないため、そんなに研究が進んでいるとは思えないそうです。
緊急を要する病気で患者数が多数いればどこでもメリットはあるのでどんどん研究は進んで行く
かもしれないが・・・とのことでした。
完治できる薬は今のとこと、出てくる見込みは無いと思って良いようです。
患者(私も含め)には少しショックですが、それは医師である先生を信じるしかありません。
でも、あきらめたくはないのが患者の心理なのです。
しかし病気に負けずに、完治できる薬が出るまで、細く長く頑張りましょう!!(笑)
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