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年明け早々に、90才になろうとしている義母の足の手術が行われました。
これは、たっての義母の希望で痛い足を引きずって余生を生きるより、少しでも痛みを取り歩ける
ようになりたいとの願いからでした。
周りは高齢の為、麻酔の影響が心配で、何度もやめたほうが良いのではと言っていたのですが、
本人は意志を曲げずに、麻酔で死ぬならば、その時は楽に死ねるから!と・・・(笑)
長年痛さで歩けない足を、本人は諦め、手術などしたくないと言っていた時期もあったのですが
ここに来て気持ちが大きく変わり、何が何でも痛いまま死にたくない・・・などと言い出して(笑)
手術が終わった今は、周りの(24時間体制の家族の介護)をしてもらっていることを、気にかけ
ながらも、早く歩けるようになったら・・・。
大阪の(JR付近)の変わった様子を見に行きたい・・・阪急阪神百貨店の新しいのが見てみたい
海遊館にも行ってみたい。北海道にも旅行したい。東京の方にも行きたい。
それはそれは、次から次へと要望が出てきます。(笑)
人間の貪欲な欲求が、生命とは関係なしに、あるのだと魅せられた気がします。
生きること、生きていることの証に、まだまだやりたいことがたくさんあるようで、意志の強さを
感じずにはおれませんでした。
このぐらいの年齢の人は、確かに、結婚をしてから、自分よりご主人の命令が全てで、自分の時間
など取れなくて、余暇を楽しむどころか、ご主人や子供の犠牲になっていた時代が多く、やっと時間
が持ってるようになった頃は老いとの戦いです。(笑)
今の世代は、若いうちから夫婦で楽しみごとを多く持てる時代ですが、昔は違っていたのでしょう。
一人になって、やっと自分の時間が謳歌できると意気込んでいたのに、足の痛さでそれが
かなわない・・・それでも死ぬ前に、自分の時間を持ちたいと思うのかもしれませんね。(笑)
体の老いは確実に来るけれど、精神的なものは、まだまだ衰えていないといったことの証のようで
リハビリに頑張っている姿は、何ともすごいとしか言い様がありません。(笑)
2ヶ月の入院予定も、2週間で退院すると先生にお願いするから!(笑)などと豪語してます!
病気でも怪我でも、治すことの意欲は、気力の持ちようなのかも・・・と改めて思うのでした!(笑)
春になったら花見もできるね!と話は次々と出るのですから!(笑)
老いきたる・・・気持ちは何故か~若かりし~20代かな~夢見がちな冬 (字余り) (笑)
. ~ 私たちも頑張らねば!ですね!(笑)
※ 今日は阪神淡路大震災から18年、私も経験した一人ですが・・・
生きている私たちは、精一杯生きなければと思うのです。
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