2012年6月26日火曜日

お金を頂くということ~人との信頼関係

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お金を頂いて商売をするということは、それなりの責任が生じます。

悪徳商売と呼ばれるものは別として、それは人としての、モラルの問題でもあり、たとえどんなに

自分に非が無くても、まずは、お客様を怒らせるようなことをしたことに対しては、まずは謝罪

すべきで、その上でちゃんと自分の意思や会社としての方針を述べた上で、納得してもらう努力

は必要で、ただ代わりのもので代用したり、何かを差し上げれば良いというものではありません。



お金を頂くという行為は、そこのところを吐きちがえると、ただの儲け主義になってしまいます。



もちろん儲け主義が決して悪いことではありません。しかし、そこに発生する人との関わりを

無視ししてまでも、儲け主義に走ると、信頼関係は生まれません。


信頼関係が無くても商売は出来ると考えている人は間違っていると思います。



信頼関係が生まれれば、人は口コミでも良いことを人に伝えてくれます。

しかし信頼関係を無視した商売は、その時の儲けだけで終わり、次の利益には繋がりません。

それどころか悪い評判が流れればそれで終わりです。



中にはライバル会社を陥れるためにわざと悪い評判を流すこともありますが、その業は必ず

何らかの形で自分に返ってくるのものなのです。


どんなに少額な金額でも、人から頂くお金には意思が伝わるものなのです。

お金は天からの回りものというように、お金には心も一緒に動きます。

そのお金を頂く人を大事にしなければすべてがうまくいくわけがないのです。


もしかしたら、こつこつためたお金で買うのかもしれませんし、何かで儲けてパッと使ってしまい

たい、ただ優越感を味わいたいだけのものなのかも知れません。

それでもお金は、大切な人と人とのコミュニケーションの一つであり、動く心なのです。


まずはお金を頂いて行う商売全てに言えることは、お客様のことを第一に考えるということ

何か怒らせるようなことが起きた場合は、まずは謝罪をすること、そして相手が何を望んで

いるのかを考えて即座に対応する事、その上でしっかり納得させる努力をすれば良いのです。


大きな会社も小さな会社も、個人業すべて同じことが言えるのです。


人の感情を無視した商売には、決して発展はありません。



そんなに甘くないのが・・・この世の中なのですから!



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