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嫁姑問題というのは、いつの時代にもあるものですが・・・(笑)
少し視点を変えて考えてみることが必要だと思うのです。
好きになっていつも一緒に居たいと思った人との結婚でも、どんなにお互いが惹かれあった
結婚でも、必ずそこには、関係者・・・そう、その結婚相手にまつわる家族が居るのです。
好きな人の家族なのだから、ましてや、義母や義父は切っても切れない関係なのですから、
心の中では、受け入れなければいけないという気持ちが働きます。
しかし、所詮お互いに、赤の他人なのですから、好きな人を受け入れられても、その家族までもを
好きになれるかどうかは、別問題なのです。
姑にしたら、可愛がっていた自分の子供を取られたような形になるのですから、そうそう赤の他人の
嫁に、いい顔は出来ないのです。だから何かに付け文句を言ったり、嫌味が出るのは仕方ないこと
なのだと思います。
嫁の立場からすると、それは何とも耐えがたいことでしょう。せっかく家族として受け入れようとして
いる気持ちに水を差されるような気がして、こちらも腹が立つことでしょう。
しかし所詮赤の他人のこと、そんなに簡単に受け入れられる訳がないのです。
それならば、いっそう家族という概念を外したらいいのです。もちろん夫の家族なのですから
大事にするのは当たり前、でも、そうそう打ち解けられるものではないのなら 『他人』 という意識を
常に持つといいのです。
そうすれば、逆に甘えが無くなり、礼儀正しくもできるようになるのです。
たとえば・・・
お姑さんが、子育てに口をはさんでくるようなら、きちっとした理由をつけて、
『 私達の方針で行きますので見守って下さいませんか?』 とはっきり言った方がいいのです。
その時に必ず 『 何かあった時には、ご相談しますので、その時は相談に乗ってくださいね。』 と
言うように、相手を気持ち良くする言葉を付け加えるといいのです。
『~見守って下さいませんか?』 と疑問符をつけるのにも理由があります。
『~見守って下さい!』 と言いきられるとれると、生意気な嫁だこと・・・というように反発したくなる
のです。人間は、言い切られると反発して文句を言いたくなるようなのです。
そのあとの 『 ~ご相談に乗って下さいね。』 と付け加えることによって、相手も悪い気はしない
ものなのです。義母を頼りにしていますから・・・という意味を含めれば、、お姑さんである義母は
決して悪い気はしないはずです。
嫌味や小言を言われても、他人が言っていることと割り切り、右から左へと聞き流すようにすれば、
そんなに腹が立つことは無いと思います。逆にいろいろ言ってくれるのは、自分を成長させてくれ
ているのかなぁ~ぐらいの気持ちを持つと、なおいいですが・・・(笑)
この気持ちを持つようになるには、ちょっと努力が必要かもしれません。(笑)
大事に思う気持ちは、お互いに必要なのですが、そうそう歩み寄ることは難しいのが現状です。
ならばお互いが他人意識を持っていれば、喧嘩にもならずに、妥協ができるはずです。
老いてきた姑を義務で介護していくのではなく、人として助けて行くと思えれば、きっと自分のして
いることに、ほこりが持てるはずです。
お姑さんにしても、結局最後に頼るのは、お嫁さんならば、文句を言いながらもお嫁さんを認める、
努力はしてほしいものです。
嫁姑問題は奥が深いですが・・・
お互いの歩み寄りと、一歩下がる勇気と、優しさで、乗り越えられるものだと思うのです。(笑)
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