2012年2月7日火曜日

人生を振り返らずに!

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人は人生を振り返ることがままあると思うのですが・・・。

人は一生懸命生きているように思えて、ちょっと時間的幸福の中にいる時や、逆にどうして人生は

こうもうまくいかないのかと思える時、人は、こんなはずではなかったのかもしれないと、疑問を

持つことがあると思います。

振り返った時、もしかしたら違う方向へ進んでいたならば全然違った幸せになっていたのかも、

などと、今まで歩んできた人生が、正しかったのかと迷う事があるのです。



しかしそれは、今までに一生懸命進んできた道が最善であったかは、本来はその場で分かる

ものではなくて、もっと先に行って初めて分かることなのだと思うのです。



たとえば・・・。

20歳の時に美容学校に行っていて、その時は進学するよりは何か手に職をと考えて美容学校

に行き、そのまま美容師の道に進んで来たけれど、その20歳の時に調理師の学校に行って

いれば、もちろん料理人の道に進んだでしょう。しかし20歳の時に選んだ美容師としての道が、

進学とを考えた選択肢の中に美容学校というヒントを与えられて、それに迷わず進んできた事の

現れのように思うのです。

その時に調理師学校が思いついていたとしても、自分の興味がある方が美容学校だった・・・

ただそれだけのことでも立派なヒントなのです。あの時、調理学校の方を、何故選ばなかったの

かは、自分の中では、はっきりした答えなど誰も出せるはずもなく、ただ単に流れに任せて自分の

興味があっただけとしか捉えられなくても、それが自然に与えられたヒントなのだと思うのです。


もちろん、調理師としての道もあったでしょう、でもその時に選んだ美容の道が、これからの人生の

勉強をしていく上での、必要な選択肢だったのだと思うのです。


これは、もしかしたら生まれる前から決まられていたことなのかも知れません。しかしそれを知る

必要はなく、ただ一生懸命に進んで行くことに意義と成長があるのです。



何かを選択していくこと、そして自分で決めること、そしてそれに向けて全力で頑張る力、それらが

一番成長していく過程の中では、大事なことなのだと思うのです。


振り返ることは迷いを誘い出します。それをも克服していかなければ、本当にその時に選んだ道が

正しかったのかなど、誰にも分からないのです。



だったら、あの時、あちらを選んでいたら・・・などの迷いや後悔は捨てましょう!

今、進んでいる道が最善だったと自分を信じる方が、はるかに得策ですし、これからの道のりが

また新しく意欲に燃えて進めるのではないでしょうか?



自分の歩んできた道を信じて進みましょう!


振り返らずに・・・。『後悔』 という文字には、幸せはついてきませんから!








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