2012年1月27日金曜日

リーダーとして上に立つという事は?

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リーダーとなる資質とは・・・と考えた時、昔のようなワンマンなやり方では、通用しない時代に

なって来ていて、人の上に立つのは、生まれ持った素質というよりも、努力から出来てくる

ものではないかと考えます。

リーダーになりえる人というのは、結構何でも出来てしまったり、先を見据えることが上手な人で

理論的に物事を考えて行くことができ、さらには直感で判断も出来たりします。


しかし、部下を持つという事は、それだけではダメで、本来ならば自分でやってしまった方が、

早いと思えることでも、じっくりと部下の本質を見極めて、任せられるだけの度量がなければ

務まらないことなのです。言うなれば、どれだけ懐が広いかなのです。



頭ごなしに自分の意見を押し通すだけのリーダーでは、部下は愛想を尽かしかねないし、

素直にリーダーについて行くだけの意欲をそがれてしまいかねないのです。


リーダーとして持っておかなければいけない資質は、部下が自由に発言できる機会を与えられるか

リーダーについて行きたいと思わせるだけの、信頼関係を築けているか、やみくもに怒ったりせず

1人の人間としての尊重ができ、意見を聞き入れるだけの耳を持っているか、そんなことが大事で、

これは、人間として大人として、本来あるべき基本的なことなのですが、そんな基本的なことが

できていないリーダーでは、ついて行く部下はいないと考えた方が良いのだと思います。


リーダーになるべく人は、忍耐強くなければ務まらないのでしょうね。自分の意見だけを押しつ

けるのではなく、部下の意見を対等に判断し、まとめあげる能力を持ち合わせていなければいけ

ないでしょう。かといってそれだけでは、リーダーについて行きたいとは、誰も思わないでしょうから、

リーダー自らの基本姿勢は示しながら、皆を統率、引っ張って行けるだけの迫力も持ち合わせ

て、先を見据え、考えて行く能力がなければ、いけないのですから・・・。



部下の方がよっぽど楽かもしれませんよね。

しかしリーダーとして頑張る人は、人間の本来の重みを知ることができるし、部下がついてくるよう

になれば、人間としての器を大きくするとともに、柔軟な考えが広がり、さらなる挑戦ができる人に

なるのではないでしょうか?


良きリーダに巡り合えるか、自分が良きリーダーになって行くか・・・。

それは、どちらも努力なくしてはあり得ないことでしょう。

(良きリーダーに巡り合えるかは、自分で見極めなければいけないからです。)


男性でも女性でも同じリーダーとしての立場に立つ場合、同じことが言えるのだと思います。



昔のようなワンマン社長が影をひそめてきている影には、人と人とのコミュニケーションを

とれるリーダーが、結果を残せてきている現実があるのではないでしょうか?



あなたはリーダーとして自信を持って胸を張っていられますか?










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