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錦織選手が、3時間20分のA・マリー戦を戦って敗れた試合から、
次のマリン・スリッチ戦で、1セットは集中できていたのに
2セット目以降は、ミスが続き集中できず、メンタル的に
難しくなったと答えていましたが、
人の意識は、なかなか集中することも、メンタル的にも
持続して行くことが難しく、一度、プツと切れてしまうと
もとに戻す意識は容易ではありません。
これと同じように、何かを成し遂げようと必死で目標を立てていても
意識的に、それを持続するだけの意識の持続力がなければ
続けて行くことも、目標を達成する事も難しくなります。
たとえば
仕事の繰り返しでも、同じで、まったく日頃、代わり映えのしない
作業や、事務処理をしていると、作業は早くなるかも知れませんが
ミスをしてしまったり、違うことをしてしまうと、まったくお手上げ状態に
なってしまう事があります。
これは、メンタル的に余裕が無く、日頃の慣れた作業が、逆に何か
問題が起きた時の対処法を知らないと、パニックになってしまい
それ以上の事が出来なくなってしまうのです。
メンタル的余裕と言うのは、経験から得るもので、何もないところから
余裕は作ることは出来ません。
錦織選手も、試合で集中し持続するという事に、
余裕が無くなり、凧の糸が切れたような精神力になり、
持続させる事が難しかったのでしょう。
心の悩みも同じで、余裕が無くなり、周りを見たり、
聞いたりする事が難しくなりますが。
そんな時でもは、ひと呼吸おき、人の意見に真剣に耳を
傾けていくと、そこから余裕が生まれ解決策へと、
自分で歩みを、進める事ができるようにも
なったりするのです。
錦織選手が、試合中に、誰かと、ほんの少し話をする事が
出来ていれば、もっと余裕を持つことが、できたかも知れませんね。
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