最近少し気になる事があります。
昔、実家の小さな工場の敷地内に、大きな茶色のつぼの下から出てきたへびのことです。
私は、まだ小さくて幼かったのですが、そのヘビを目撃しているのです。
何気なく、亡き父が、そのつぼをどかすと、その下に少しくぼみが出来ていて、そこに2匹の
細い小さなヘビがいたのです。記憶が少し曖昧で、白か黄色の色をしていたのです。
その時は、何も知らずに、ただ何となくヘビだったため、気持ち悪いと感じて、すぐにその場を
離れた記憶があります。
それからしばらくして、父が風邪をひき熱を出して、その熱がなかなかひかずに、仕事が出来ないで
母が困りはてていたのですが、そう言えばそのあと母は、何処からか聞いてきた、おまじないを
実行していました。
真夜中に、お揚げを持って川まで行き、投げてくるというものでした。
しかし、今思えば、お揚げを川に投げるよりも、そのヘビを処分したことに意味があったように
思います。たぶん、その白か黄色いへびは、家の守り神の、化身だったように思います。
それを知らずに、処分してしまったために、災いが降りかかったのでしょう。
長い事、熱が下がらない父を心配した母が、言われたとおりにする気持ちもわかります。
しかし、そのヘビの事を知らなかった事の方が重要な気がしてなりません。
私も幼すぎて、そこまで助言できる事はなかったので、とても悔やまれます。
最近特にその事が思いだされて、きっと何かのメッセージを頂いているのでしょう。
本来白いヘビや、黄色いヘビは、家を守る神とされ、数からして希少な上、幸運の証とされて
崇められているものです。それを処分してしまったとあれば、その家の氏神様が、怒らないわけ
がありません。ちゃんと神棚まで作った父だけに、そのヘビの事をもっと気にかけるべきだったの
でしょう。そんな知識もないままに、処分してしまったのでしょう。
そういえば、我が家の守り主、ヤモリ(家守)に、最近出会ったばかりだからかもしれません。
時々私たちの目のふれるところに現れては、ちゃんと守っているからと言わんばかりです。
ちゃんと感謝してます!と心の中で呟きながら、ずっとよろしくね!とつぶやくとさっと隠れて
しまいます。本来は目に触れないところで、守ってくれているのですから、うなずけます。
ちゃんと守っているのだから、ちゃんと信じろよ!と・・・何か言われている気がします。(笑)
あなたの周りにも、きっとそんな守り神の化身がいるものです。
見えないところに隠れているはずですから、そっと心の中で感謝してみてくださいね!
「いつも・・・ありがとう!」とね!
あなたをそっといつも見守ってくれて~きっと穏やかな毎日が過ごせますよ!
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