2016年8月22日月曜日

親と子~成年後見人と役割

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成年後見人になっていると、どうも、役所手続きが、複雑になってしまうように思うのです。


高齢化社会になって来た背景には、親の認知症も、最近では、浮き彫りになってきました。


認知症を患ってしまった本人には、全然問題はなくても、周りの家族には、いろいろな点で、問題も

出てきてしまい、成年後見人に、ならざるおえなくなってしまう事が、あるかと思います。


実家を処分売却時にも、お金の管理が親に出来なくなってしまった時など、さまざまな理由で、

成年後見人を付ける、または、家族が、成年後見人になることも考えられますよね。


私も、1年前から、母の成年後見人なっていますが、これが、また大変です。(苦笑)

親と言えども、一度、成年後見人になってしまうと、手続き上すべて、家庭裁判所の許可が必要に

なってしまい、しかし、かと言って、認知症で、意識が分からない本人には、まかせておけないと

いったジレンマもあります。


私の家のように、実家に誰も住む人がいなくなってしまい、空家にしておくわけにもいかず、実家を

売却する際でも、勝手に家族の名義の物を、売却することが出来ませんから、不動産を通しても、

この成年後見人は、誰かつけなければいけません。


お金の管理と、介護の負担を考えると、成年後見人は、家族がなるのは、大変かと思います。

私は、他に家族がいなかった事もあり、他に頼む事も考えず、成年後見人になりましたが、

これからの手続きを考えると、ぞっとしますね。(苦笑)(年間報告や成年後見人としての報告書

も出さなければいけません。)


でもやっぱり、最後の家族、母には、長生きをして欲しいので!頑張るしかありません。(笑)


あなたのご両親は、ご健在ですか?


いつの日か、慌てることのないように、心の準備を!(笑)




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