私達、人の生活の中には、環境に適したもの、適さない物というのがあります。
これは風水でも言えることなのですが、陰と陽の気の関係に、身近な物の中にもたくさんあります。
たとえば・・・。
草木といったものでも、陰陽で分けられる木があります。
陽の木・・・松・竹・梅・つつじ・さつき・蘭・杉・桜・くちなし・柳・菊・楓・紫陽花・南天・ライラックなど
陰の木・・・ボケ・しゅろ・さるすべり・そてつ・八つ手・木蓮・山吹・沈丁花・栗・梨 などなど。
どこにでも見かける草木から、ちょっとなじみの薄いものから、いろいろありますが、家の敷地の
中にあって良いものは、やはり陽の木で、陰の木は敷地の外でめでた方が良いとされるものです。
なぜ陰の木は敷地の外が良いのかは、その家自体に良い気をもたらすことが無いとされています。
これは方位と樹木などの研究が、古くからされていることから、言われる由縁だと思います。
我が家でもこんなことがありました。
リフォームをした時のことです。リフォーム自体は、良い家に環境を整えるために行ったもの
だったのですが、それが終了して数日後、玄関の塀の上に置いてあった、さるすべりの鉢植えが、
突然、風もないのに、敷地の外の方へ落ちて割れたのです。
きっと、リフォームして環境が整った家に、陰の木のさるすべりは、必要ないということだったの
でしょう。さるすべりの木が、敷地内にあるのが良くないと分かっていたのですが、行くあてのない
さるすべりの木、主人がお気に入りの木でもあったので、手放せないでいたのですが・・・。
家自体を、良くするためには、やはり陰の木は必要ないということなのです。
知らずに、家の敷地内に陰の木がある家は多いのですが、少なからず陰の気に、さらされるので
注意した方が良いと思います。
こんな風に陰陽で分けられる物というのは、身近な生活の中にもたくさんあり、知らずに陰の気
にさらされていることが多いので、少しの注意で改善されるものならば、少し勉強するのも
良いかも、知れませんよ。
しかし、陰の気ばかりを悪者には出来ないのです。陰陽のバランスが取れていれば、それでも
良いということもありうるのです。一概に陰の気は悪いと決めつけないようにしたいものです。
人生を快適に進めていくための、住環境というのは、とても大切なものなので、
身近なものから、改善していく努力は、いつも必要ですから、周りを見渡して自分で
出来ることは、是非、実践して、陰陽のバランスのとれた気に、あふれる家にしてみてくださいね!
きっと陽の気にさらされて、改善された家は、良い風を感じるはずですから!
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